すぐれた言葉は愚かな者には似合わない、 まして偽りを言うくちびるは 君たる者には似合わない。
もし治める者が偽りの言葉に聞くならば、 その役人らはみな悪くなる。
偽善者よ、まず自分の目から梁を取りのけるがよい。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からちりを取りのけることができるだろう。
あしなえの足は用がない、 愚かな者の口には箴言もそれにひとしい。
真実を言うくちびるは、いつまでも保つ、 偽りを言う舌は、ただ、まばたきの間だけである。
まことに神は悪しき事を行われない。 全能者はさばきをまげられない。
イスラエルの神は語られた、 イスラエルの岩はわたしに言われた、 『人を正しく治める者、 神を恐れて、治める者は、
高ぶりと侮りとをもって正しい者をみだりにそしる 偽りのくちびるをつぐませてください。
すなわち、高ぶる目、偽りを言う舌、 罪なき人の血を流す手、
偽りを言うくちびるは主に憎まれ、 真実を行う者は彼に喜ばれる。
愚かな者が、ぜいたくな暮しをするのは、 ふさわしいことではない、 しもべたる者が、君たる者を治めるなどは、 なおさらである。
知恵は高くて愚かな者の及ぶところではない、 愚かな者は門で口を開くことができない。
誉が愚かな者にふさわしくないのは、 夏に雪が降り、刈入れの時に雨が降るようなものだ。